歩き遍路初心者が後悔しやすい5つの失敗と、絶対に避けるべき対策

「四国お遍路を歩いて巡ってみたい!」 そう思い立ち、いざ出発したものの、最初の数日で心折れそうになってしまう初心者は少なくありません。1200キロにも及ぶ果てしない道のりでは、事前のちょっとした知識の差が、旅を続けられるかどうかの分かれ道になります。

今回は、歩きお遍路初心者が現地でリアルに後悔しやすい「5つの失敗」と、それを防ぐための具体的な対策をまとめました。

目次

👟 失敗1:デザインや話題性で「靴」を選んでしまった

一番多い失敗が、足元のトラブルです。「普段履いているスニーカーだから大丈夫」「最新の高機能シューズだから安心」と油断していると、数日で足がマメだらけになり、一歩も歩けなくなることがあります。

  • なぜ後悔する?:お遍路の道はアスファルトの舗装路から、ゴツゴツした山道(遍路転がし)まで様々です。足に合わない靴や、クッション性の低い靴は、足裏や膝への負担がダイレクトにかかります。
  • 対策:必ず「自分の足の形に合った、ワンサイズ大きめのトレッキングシューズやウォーキングシューズ」を選んでください。何日も歩くと足がむくんで大きくなるため、ジャストサイズは厳禁です。また、出発の少なくとも1ヶ月前には購入し、十分に履き慣らしておきましょう。

🎒 失敗2:あれもこれもと「荷物」を詰め込みすぎた

「念のために持っていこう」とリュックに荷物を詰め込み、初日の数キロで肩と腰が悲鳴を上げる……これも初心者が必ず通る道です。

  • なぜ後悔する?:歩きお遍路にとって、「1kgの重さは、距離が増すごとに10kgの体感に変わる」と言っても過言ではありません。重すぎる荷物は体力を奪うだけでなく、バランスを崩して転倒する原因にもなります。
  • 対策:荷物の総重量は「自分の体重の10%以下(男性で6〜7kg、女性で4〜5kg程度)」が限界の目安です。四国はどこでも洗濯ができますし、足りないものは現地で調達できます。「迷ったら置いていく」を徹底しましょう。

💧 失敗3:自動販売機があると思い込み「水不足」に陥った

「日本国内だから、どこに行っても自販機やコンビニがあるだろう」という思い込みは、山間部の札所(焼山寺や鶴林寺、大窪寺など)では通用しません。

  • なぜ後悔する?:ひとたび本格的な山道に入ると、数時間は自動販売機すらありません。特に夏場は、水分不足から一気に熱中症や脱水症状を引き起こし、動けなくなる危険があります。
  • 対策:峠道や山道に入る前には、地図やアプリで次の補給ポイントを必ず確認。手持ちの水が半分以下になったら、見かけた自販機で必ず1本買い足す癖をつけましょう。

🏃‍♂️ 失敗4:「体力配分」を無視して初日から飛ばしすぎた

スタート直後はモチベーションも高く、元気なため、「行けるところまで行こう!」と限界を超えて歩いてしまいがちです。

  • なぜ後悔する?:初日に30km以上歩いた結果、翌朝に激しい筋肉痛や関節の痛み、マメの悪化でリタイアを余儀なくされるケースが後を絶ちません。お遍路は1日のスプリントではなく、何日も続くマラソンです。
  • 対策:最初の1週間は「物足りない」と思うくらいの距離(1日15km〜20km前後)に抑えておき、身体をお遍路のペースに慣らしていきましょう。自分の体力と相談しながら、こまめな休憩(1時間に1回、10分など)を挟むことが長続きのコツです。

🛌 失敗5:「宿予約」を直前までせず、野宿する羽目になった

「行き当たりばったりの旅を楽しみたいから、宿は当日決めよう」というスタンスは、エリアによっては非常に危険です。

  • なぜ後休する?:札所の周辺には、宿泊施設が数軒しかない、あるいは全くない地域があります。さらに、お遍路のベストシーズン(春・秋)は、他の遍路や観光客で宿が数週間前から満室になることも珍しくありません。最悪の場合、疲労困憊のまま夜の山道を歩くことになります。
  • 対策:特に山間部や、周辺に宿が少ない難所の前後(例:12番焼山寺の前後、結願前の長尾寺〜大窪寺周辺など)は、数日前〜1週間前には必ず予約を入れておくのが鉄則です。どんなに遅くとも、前日の昼までには翌日の宿を確定させましょう。

🏡 当宿からのお知らせ

歩きお遍路の旅をプロデュースする当宿では、これから出発する初心者のお遍路さんを全力でバックアップしています。

  • 「荷物を減らしたい」方のための連泊プランや荷物のお預かり
  • 翌日のルートや宿探しのタイミングについてのご相談
  • 疲れた身体を芯から癒やすお風呂と、栄養バランス抜群の温かいお食事

当宿は、お遍路さんが「失敗しない、無理のない旅」を続けられるよう、地域のリアルな情報と共にお待ちしております。四国遍路の素晴らしい思い出作りに、ぜひ当宿をご活用ください。

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